葬儀は誰のためにするのか、故人となった自分のためか、遺族となった家族のためかと年齢を重ねてくるにつれ悩ましい問題となってきていました。
親の葬儀は地域の風習にそってつつがなくしたと思っています。いざ自分はどうしたいのかと考えた時に経済的なことや、さほど親しく無かった人にもいろいろな迷惑がかかるかもなど、それは全く自分勝手な事だと本を読みながら気づかされました。
人間の大切なことは生きていく過程にあると改めて教えられたのです。本の中にあった葬儀のエピソードを読んでわかるように葬儀は故人だけのためのものでもなく、もちろん家族の見栄や責任だけではないのです。
元気な今の生き方を見つめなおそうと決意したのが書評です。