この本はもともと週刊朝日に連載していた記事を再編集して一冊の書籍としてまとめたものであるだけに、お葬式やお墓や遺言と言った普段の一般的な生活とは余り関わりがないものの、誰もが知っているようで知らないなど質問し難い終活に纏わるテーマを分かり易い文章で表しています。
連載中にはなかった著名人がその人らしさを表現したお葬式についても紹介されており、書評にも有るようにこれから終活を始める人へのさまざまな提案も載っています。
但し葬式やお墓などについても比較的新しい内容を読み易く網羅している一方で、サービス情報や知識人の意見などが余りにも多彩で在るために分散し過ぎて分かりにくくなっているところは否めません。