最近「終活」ということばをよく目にします。人間はいつか死ぬものですし、自分もその一人です。
自分の死後遺された家族に迷惑をかけず、きれいに人生を終えたいと思う人に終活のブームは広がっています。しかし実際に終活しようと思っても何をどうすればよいのかわからないといった人にお勧めなのがこの本なのです。
「ハンドブック」とあるだけに、具体的な事柄がわかりやすく丁寧に説明されています。ですから自分の終活にとどまらず、家族の終活を考える上でもとても役に立つ一冊なのです。死なんて考えたくないという人もぜひ一度この本を手にとってもらいたいと思います。
書評を一言でまとめるなら、避けられないものと向き合う気持ちが固まってくる本だということです。