棺桶に入れるお花の種類に制限はありませんが、ユリや菊やカーネーションなど白や淡色の花が多く用いられます。
避けるべきお花はいくつかあって、火葬に支障をきたすのを防ぐことが理由です。色が濃かったり着色されたりする花は、火葬の際に遺骨に色移りする恐れがあるので避けた方が良いです。
アレンジメントフラワーは吸水スポンジを火葬炉に入れられないのでやめておくべきで、花束の方が望ましいです。また、多くの場合遺族や葬儀屋がお花を用意しているので個人では持ち込まないようにするべきです。終活では故人の気持ちを尊重し、示しておくことが大切です。
例えば赤い花やトゲある薔薇は血を連想させるとの理由で積極的に用いられませんが、故人が好きだったからと選ばれる場合があります。