日本は世界有数の長寿社会ですが、人生は何があるかわかりません。また、地震や天候などの災害はあいてをえらばずに襲ってきます。
不測の事態に備えて50代でも他人事と思わずにエンディングノートを書くことは残された家族や友人知人へのプレゼントになります。
50代で亡くなることを現実的にイメージすることは簡単ではないですが、働き盛りだからこそ家族の今後への備えも道半ばということが少なくありません。エンディングノートは財産や契約についての大事なことを伝える遺言を補完して、感謝や気持ちを伝える手紙の役割を持ちます。
財産や契約についての法律上有効な遺言は、公正証書や封印などの形式を備えなければ無効になってしまうので、エンディングノートは遺言と相互に補完し合うものと理解しておくことがポイントです。