終活という言葉がクローズアップされるのと同時期くらいにエンディングノートという言葉も広まり、近年は市町村などでも無料で配布されています。
エンディングノートは残された家族が困らない様にと書かれた故人の人生の記録とも位置付けられていて、インターネットで無料ダウンロードすることもできます。
決まった形式や内容はありませんので手軽に書き込めることがメリットで、一般的には終末期医療についての希望や葬儀、連絡してほしい友人や知人、貴重品の情報などが書かれます。
もちろん、今の気持ちや死後にこうしてほしいとの希望を書いたり、近年は仏事に関して親世代に任せきりで残された家族が何も分からないことが多いのでお布施の額や法事について記録を残しておくのに使う人も増えています。