高名で穏やかそうな風貌が人を惹きつけるような方の本だということで手に取り開くと読みやすそうな文字で驚き、嬉しくなったのです。
書かれたご本人が高齢ということもあるのでしょうが読み手を意識してくださっていると感じました。全体ににじみ出ている愛と言いましょうか慈愛と言うようなものが心にヒタヒタと満たされてきたのです。
書いてある言葉もとてもわかりやすく、そこにも愛情が見えるようです。5章に分かれていることも、いろいろな場面に遭遇した時にも読み返したい本だと思います。敬虔なクリスチャンであったと言う著者に直接人はそのままでいい、その後に幸せが待っているのだと言ってもらったようです。
書評は心が満たされる本だと言えます。