「決定版終活入門」読みその書評を読むとブームに終わらせない終活活動への意気込みが感じられます。
多様化する葬儀紹介では海洋葬からなんと宇宙葬まであるんですね。遺骨を宇宙にまくという発想に驚かされます。お金やモノの遺し方、遺留分放棄の仕方、親の財産の断捨離まで人生の最後を充実させる作法が読み取ることができます。
人生80年時代が本当にやってきます。老年と言われる60歳からの時代が長すぎるから終活が必要になるのです。そのことは理解できるのですが、書名にもあるようにあまり決定版といわれると違和感があるものです。
人生の終わりになるとこういうことも必要になるんですよと諦めながら読むと確かにと納得できます。人生が長くなることはいろいろな煩わしさが出てくるものです。