仏壇というのは、ご先祖様をお祀りして敬い、陰で私たちをお守りくださっていることに感謝をし、お線香を上げたりお花やお菓子やお酒などを備えたりするところですから、いるかどうかということであればいるという結論になります。
しかし、核家族化とともに広いスペースの居住空間を確保しにくい現代においては、物理的な問題から仏壇そのものは置かないという家庭が増えてきていることも確かです。遺骨を永大供養で預かるところもあるという世の中となってもいます。
とはいうものの、先祖を敬い教えを乞い、自分の心を静め悟りを開くというようなことにためには、向かい合う形も大事なことであるので、小さなものでも用意するというのがいいのではないでしょうか。
残る子供や孫のためにも、終活として相談し自分の手で用意するということも一つの考えと言えます。