読書が好きだった故人の棺桶に本を入れるとの例はありますが、入れて良いものを挙げる前に禁止はしないけど入れない方が良いものから挙げます。
それは厚みがあったりハードカバーが付いたりしている本で、燃えにくく火葬に時間がかかることや大量の灰で拾骨に支障をきたすことが理由です。再生紙は燃えてもそのまま残る場合があります。
棺桶に良い本は薄くてハードカバーがないもので、できるだけ文庫本サイズのものが良いです。ページを数ヵ所内側に入れ込んでおくと燃えやすくなります。
葬儀屋も遺族も火葬で困らないように本人が終活の段階で決めておくことが大切で、好きだったからと安易に選ぶべきではなくよく考えて決めることが重要です。