「終活」『「終活」のすすめ』の書評

人生の途中にいながら人生の終わりを考えるということはどういう事なのだろうか。長生きの時代のため、老後の生活費を心配する。

それとも、自分の人生のあり方について悔い改めることなのだろうか。老後を考えるという本については、ほとんどがお金をテーマにしている。生き方よりも、生きているために必要なお金の方が重要なのだ。確かにお金がなければ生きられない。最後まで自分らしく生きるための終活のすすめがこの本である。

核家族の多い社会で老後を平和に生き抜くことは、金銭的な問題の他に健康であるかどうかがということも重要なポイントである。身体の健康はもちろんだが、認知症などになると想像以上の介護が必要になる。夫婦だけ、自分だけでは生きていけなくなる。老後を考えた時、今を生きている自分はどうしたらいいのか。

この本を読むと読んだ人の数だけ様々な書評が生まれる。

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